"森田かずや"そのうち全英泣かします(´・Д・)」

元プロダーツプレイヤーです。ダーツっぽい事色々書いてます。

やる気だけではあかん(は心の中に閉まっとく)

どうも森田です。

上手くなる事とダーツを楽しむ事って「≒」だと思います。

「×」でもないし「=」でもない、「×」の時もあるし「=」の時もあります。

だから「≒」かな、と。

PERFECTで優勝どころか入賞すらない僕が何言うてんねん?と思われるかも知れませんが、そこはすいません笑


まず、ダーツやってる人で上手くなりたくないって人はいてないと思ってます。

自分はこれくらいでいいよ、って人も「上手くなれるもんならなりたい」と心の中で絶対思ってると思います。

でも上手くなる事を諦めてるわけでもない、でも上手くならない、でもダーツは好き。

そんな感じかと。

これはダーツに限らずだと思ってますが、人間って絶対自分を守るんですよね。
上手くなりたいけどなれないと、どうにかしてそれを正当化するために「楽しければいい」ってな感じで。

こうやって書くと「楽しむ事」が批判的に聞こえるかも知れませんが、決してそうじゃないです。

上手ければ偉いわけでもないし、楽しむ事こそ娯楽の最大の目的なのでむしろ正解やと思ってます。


"でも"心のどこかで上手くなりたいんですよ。

しつこいですけど。


だから最初はほとんどの方が「上手くなる=楽しむ事」の状態です。

だから楽しむ"だけ"に見える人が理解できない状態になります。

楽しむ"だけ"の人は、上手くなりたい人を見るとどう思うか。

「あったあった俺もそんな時代が」
「あなたもそのうちこっちに来るよ」
と意味不明な上から目線"ぽい"感じで見えてしまいます。

少しプライド高い人はそれをわざわざ口に出します。

上手くなりたい人は「お前と一緒にするな」と感じるでしょうし、上手くなる事を諦めた人からすると「まだまだ青いな」と感じる事でしょう。

実際上手くなった日には次は人脈だの経験だの過去の栄光だのを引っさげてなんとか面目を保ちにきます。

でもこれは人間である以上仕方ない事だと思ってます。

誰だって負けるのイヤですから勝てる土俵を探してそっちに話を持って行きます。

スポーツは負けるけどお金はある、とか。
お金は負けるけど、顔は勝ってる、とか。
顔は負けてるけど、スポーツは勝てる、とか。

これが趣味と競技が混在したスポーツの実態じゃないかな?と思います。

ここまで整理すると(文章見直してないので乱文かと思いますが)上手くなるのも楽しむのも目戦を変えればそれぞれ正解だと感じてもらえるのかな?と思います。


むしろ競技としてやる人間の方が異常とすら思ってます。

楽しむ事こそ娯楽の最大の目的ですから。



そこで冒頭の「≒」の話に戻ります。


僕は「上手くなる事」が「楽しい」だけです。

そして偶然が嫌いです笑

思い通りに狙って入れたダーツ以外は全部キャッチだと考えてます。

入ればいいや、じゃ嫌なんです。

なぜ入ったか?考え過ぎてダメになるならその結果全て偶然だと捉えてイチから狙い方も全て変えます。

自分の動画を撮って確認もします。

自分のイメージと実際の動きが違っていれば、一致するまで改善します。

それでもイメージと違って来ます。

毎日違った自分のイメージと動きがあって飽きないし、そこに絶対入る理由と外れる理由があって、それをどうしたら再現出来るか?何が原因で入らないのかを徹底的に考えます。


これが僕は「楽しい」んです。

努力なんて思った事ないです。

多分ゲーマーがゲームする感覚。
パチンコ依存の人がパチンコ打つ感覚。

知らんけど多分似てるんじゃないかと。笑

だから入ったから嬉しいとか、外れてヘコむとかほとんどありません。

イメージ通り投げれたかどうか?
イメージ通り投げれたのに外れたならそれは狙い方に問題があるな、などなど。

イメージ通り投げれなくてもその原因を考える。

そんな事をしてると一喜一憂してる暇なんかあんまりないです^^;

だから極力1人で練習する時間が大切で、ダーツ始めた頃に1人でこっそり快活クラブで投げ込んで自分と対話した時間が貴重だったと感じます。

あの時間が楽しかったんですが、さらに上のレベルがあると知りました。

それがPERFECT。

あの舞台で自分の楽しさを表現したいなと思ったから去年プロテスト受けました。

その他いろいろ思うところはありますが
「楽しむ事、上手くなる事、勝つ事」

全てが「=」にあるから続けられるんじゃないかと思ってます。

実際、プロと崇められたいだけのプロもいます。
プロって肩書きだけのプロもいるでしょう。

実際プロになりたての頃、僕もそう思われてたんじゃないかな?笑

でも何かを目指したならそんなもんほっとけばいいんですよ。

ワンピースの黒ひげの言葉に好きな言葉があるんですが

「高みを目指せば出す拳の見つからねぇケンカもあるもんだ」

って言葉、あれがすげー分かりました。笑

楽しみ方は人それぞれなんでみんな正解だと思います。

それを争ってしまうと端から見たら「アホちゃう?」状態になってしまう。

だから、せめて高みを目指すならば、それらを理解して目指さないといけないなぁと思います^ ^

そして上手くなる事が正解でもない事もしっかり受け入れて欲しいなぁと思います。

あくまでダーツ=娯楽です。

ダーツ=競技の人もいる、程度です。

野球場でも野球を楽しむ人よりビアガーデンのツマミで野球やってるなぁくらいの人の方が多いんちゃうかな、とかそんな感じです。

やっぱ大衆は娯楽です。

だからやる気だけではあかんは心の中に閉まっておいて、自分を戒め自分を高める為だけに使う言葉に留めておけばいいと思ってます。

今のままではやる気だけのプレイヤーだと思います。
まだまだ何もかも足りません。

もっと練習せねば。

下手くそ過ぎてそのうち自分を殺してしまいそうです。笑

ホンマやったら今日もPERFECT出たかったんですけどね。

自分の下手さではまだまだフル参戦出来ないです。

12戦ほど出る予定ですが、その中で絶対に入賞します。

自分の中の限られた条件下でしっかり結果出したいなと思います。

今日もダーツ楽しみましょう^ ^

グラッチェ