ダーツを始めたキッカケは別で書いてるんですが、今回は多くの人がダーツを趣味として捉えてるかたわら、僕が"プロ"を目指した動機と実力不相応だと分かりながらもプロテストを受験した理由を書きたいと思います。
※多分真面目に書きます。笑
どこまで溯ろうかな?と考えたんですが、やはり話は"現役引退した野球"つまり大学生の頃まで遡ります。
実は野球ではドラフト候補として名前が挙がったりしてた現役時代なのですが、高校時代は強豪校にいながら僕のポジション専門の指導者、つまりピッチャー専門の指導者がいませんでした。
そのため自分で色々と試行錯誤するしかなかった16歳だったのです。
指導者が合わなかったからとか、そんな他力な理由で自分が落ちていくのは嫌だったので、とにかく色んな本を読みあさり実践し、とにかく試行錯誤しました。
そうして野球を求めれば求めるほど、段々気付いて来た事がありました。
それは、表面上の教則本しかないという事です。
どういう事かというと、ありきたりな事しか書いてないやん!って事。
ピッチャーはストライク投げましょう。
バッターは強くボールを叩きましょう。
みたいな。
いやいや、僕の知りたいのは
"どのようにしたらいいの?"
って事なのになぁ。
と、さすがにバカな僕も気付いてきました。
するとそこで「ピッチングの正体」という、既存の野球とは全く別の視点で捉えている「手塚一志」さんの本に出会いました。
そこで人間の身体の構造、運動力学的ボールの性質など、新たな発見ばかりで自分自身の次のステージへの道標だと勝手に感じた事を今でも覚えています。
実際、その感覚は正しかったようで僕自身は下級生ながら一気に主戦投手まで上り詰めました。
ところが、なぜ良くなったか?があまり分かってなかったため、悪くなった時の改善方法が全く分からずまた迷走して、まるで暴走列車のようにボールは速いけどストライクが入らないタチの悪いノーコン投手に成り下がりました。
そんなハタから見たら未完の大器(大器でもないし、自分で言うなし笑)は、ケガもあって未完のガラクタとして高校時代を終えました。
今思い出しても不甲斐なく泥水をすすり飲み汗かいて何度も荒れたこの高校時代の経験が、のちに僕を次のステップへ誘ってくれた事になります。
それよりなにより、この辺りから感じてたモヤモヤ感を吹っ飛ばす事がダーツのプロを目指した背景にあります。
ここからどうやって繋がって来るのか?は、次のお話で。