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"森田一也"そのうち全英泣かします(´・Д・)」

2017年PERFECTプロダーツプレイヤー。目標はリア充投稿。

イップスは○○です。

どうもエース森田です。

よくイップスに悩まされる人を目にします。

といっても、僕自身イップスになるほどダーツ歴は長くないのですが笑

とはいえ"投げる"という行為と"人間の身体"については、語れる要素は多々ありますので参考にしてみてください。


イップスになる人の特徴として「手投げ」状態にあります。

よく心の病だとか言われますが、あんなの嘘です。

イップスは技術です。

とはいえ、上手い人ほどイップスになる、とも言われています。

それも確かにその通りなので、しっかりイップスのカラクリを回収していきます。


まず上手い人とはどんな人か?と言うと「上手くなきゃいけない人」とも言えます。

上手い人は上手い人と対戦しますし、それこそ1ビットで勝敗の行方が左右される事なんてザラにあります。


ここで人間の身体の特徴の話ですが、大きな筋肉と小さな筋肉。

・大きな筋肉は不器用だけど再現性が高い。
・小さな筋肉は器用だけど再現性が低い。

という事です。

スポーツにおいて投げる動作というのは、陸上競技(速さや強さを競う競技)以外は、必ずコントロールが求められて来ます。

野球でもそうですし、ゴルフでもそう。

いくら強くて速くても、ノーコンだと試合では使えないし、いくらボールを飛ばしてもOBだったらスコアになりません。

でも"速さ"や"強さ"を求めなくてはいけない競技でもあります。

だから上級者ほど「軽く」投げてる打ってるようで、眼が覚めるようなスピードを放つ事が可能なのです。

以上のスポーツで最適なのは、体幹を使ってリリース(放つ)するという事に答えは行き着きます。

言葉にするのは簡単ですが、やれって言うのは本当に難しい。笑

出来てる人は少ないし、とはいえそれを説明するところでもないので割愛します。

「体幹を上手く使えない=別の箇所で補って動作する人」ほどイップスになりやすいと考えてもらって大丈夫です。


さて、ダーツに話を戻しましょう。

上記のスポーツでは、強さや速さも必要でしたし、その中でコントロールが最優先されるものでした。

重さの伴うものを、強く正確に"リリース"するスポーツ。

一方でダーツは他のリリース競技に比べて、ものの質量は軽いです。

野球やゴルフでは一番大きい筋肉でもある「体幹」をいかに使うか?
体幹の力を末端に連動させるために肩甲骨や股関節といった部位の必要性があったのですが、果たしてダーツという質量の軽いリリース競技に関しては、どうなのか?

例外なく体幹を上手く使うという点では、共通項です。

しかしダーツの場合は使い方が真逆で、使うというより"いかに使わないか"が重要になってきます。

「固定する」ともいえます。

数ミリ単位の正確性を求められるダーツに、再現性が高くとも不器用な「体幹」は不向きです。

そう考えると、どこの筋肉を使えばいいのか?

それは"上腕三頭筋"と"上腕二頭筋"です。

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肘の曲げ伸ばしを司る部位だと考えてください。

筋肉の大きい小さいは、基本的に体幹から末端(指先)に向かうに連れて小さくなると考えてください。

指先が一番器用でしょ?

って話です。

じゃあ前腕はどうなのか?

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この筋肉のほうが確かに器用ですが、ダーツを投げるという事に目を向けてみると、かなりキツイです。

おそらくダーツボードまで届かないはずです。

しかし、人間の本能的なもので標的が小さくなり、意識化で狙えば狙うほど、無意識に小さな筋肉を発動させてしまいます。

ダーツ初心者の投げ方を想像してみてください。

手先で投げ、身体が動いてませんか?

これは器用な筋肉を使って投げようとする無意識の動きと、それじゃ届かないと本能的に感じ、補完する形で足や体幹でカバーしようとしている動きです。

これらの動きを総括して、

・肘を固定しましょう
上腕二頭筋上腕三頭筋を使いましょう

・身体は固定しましょう
→大き過ぎる筋肉は使わないでおきましょう

という、ダーツ経験者なら一度は耳にした事のある「基本形」に行き着くわけです。


前置きが長くなりましたが、イップスになる特徴として

「小さな目標に入れなきゃいけない」

という意識が強過ぎて、無意識化で必要以上に小さな筋肉が目を覚ましてしまう状態の事を言います。

目標から外れた時に、より正確に調整しようとすればするほど、小さな筋肉が目を覚ましやすくなり、器用なのでどんどん自分の意識化で調整出来てしまいます。

その結果、今まで大きな筋肉(上腕筋)を中心に投げ、前腕筋より末端は無意識化でオートマチックだった部位にばかり意識が向いてしまい、アウトボードや、届かない事を身体が察知して肩や身体を使って必要以上の強さでリリースしてしまう。

結果「投げ方が分からない状態=イップス」に陥ってしまうのです。

僕自身も頭で分かっていても、全然入らなくなった時は、ほんの数ミリ単位ですが、身体を使って投げたりしてしまいます。

そこら辺の頭と身体を上手く折り合い付けていく事こそが練習ですし、一致すればするほど「ここ一番」でも変わらず狙ったところに打てるダーツァーになれると感じています。

僕自身、まだまだ狙ったところにすら満足に投げられない下っ端のプロなので、練習あるのみです。

ただ、身体の仕組みを頭で理解してからダーツを始めて実践して来た事が比較的早く上達(9ヶ月でRT.14)出来た要員なのかな?と思います。

分かってても出来ない事ってたくさんありますが、以上がイップスの原因です。

だからイップスは技術とも言えるというのが、エース森田の考えです。