どうも森田です。
グラッチェの話は半分本当ですが、書きたかったのはこちらの話。
先日twitterで武井先生が、
勝っても稼げないのがアマチュア、負けても稼げるのがプロ。
というつぶやきを見て、今一度考えさせられました。
本来プロというのはそういうもので、賞金を稼いで始めてお金が発生するのはプロなのか。
ダーツプロ=賞金をもらう資格があるだけ、とも言えます。
勝てなきゃ食えない。
もし僕がダーツプロ一本で生きてたら、生活保護でももらわないといけません^^;
かといって、巷で有名なダーツプロってどうなの?
と思えばそれも結構厳しかったりする。
そこで、古いダーツプロ選手と話をしてた時に僕がこんな事言ったんです。
「ダーツのトップと他のスポーツのトップを比べたら、正直夢ないですよね」
と。
だからといってダーツがダメだとか言ってるわけじゃなくて、それならそもそも僕はダーツやってませんし。
するとその人はこう答えました。
「何言うてんねん、野球やサッカーなんか小さい頃からやっとかなノーチャンスやろ?それに比べてダーツはどや?他のスポーツの挫折組ですらチャンスあるんやで」
と。
確かにそうやな、と。
僕も野球からのフェードアウトですし、たかだか1年でプロになれたわけです。
そんなスポーツ、たしかに少ないよな。
だからこそ、もっとダーツのプロって増えても良いと思いますし、もっとダーツをお酒のあてではなく、競技としてやれば良いのになぁと思います。
これだけ第二の青春を楽しめるものってないですし、同じように言えばゴルフとかもそうですよね。
でもゴルフのプロは敷居が高い。
こっちもプロになるだけならそうでもないか^^;
他にもそんなスポーツあるかもわかりませんが、ダーツのプロは現在はそんな位置付けです。
マイナープロスポーツだからこそ、プロとの距離が近いし、女子プロはなんか"会えるアイドル化"してる感はあるけど、それはそれで需要があるならいいんじゃないかと。
これをメジャースポーツにするには、というか今の僕のような勝てないプロでも食えるレベルになるにはどうしたら良いか?
そこを考えて逆算していけば良いのかなーなんて思いました。
とはいえ勝てないプロを食わすより、まずは勝つプロにベラボーな待遇を与える方が早い気はしますけど。
でもそれやると勝てないプロがいなくなって競技人口が減ってしまって目も当てられない状態になる。
そんな堂々巡りになるのも見えてるから、今の僕に出来る事は
・勝つ事
・他スポーツの企業の目をダーツに向けさせる事
この2点かなと。
あとはこのブログというか、僕を見て
ダーツ真剣にやってみよかな?
と思ってくれる人が1人でも多く生まれる事。
※これは完全後付けですけど笑
だからこそ、極力聞かれた質問には全力で答えてるし、変な投げ方を教わるくらいならこれやっときゃいいですよっていう超絶シンプルな話も結構します。
根拠のない基本はどこにでも存在するし、基本が大事っていうのは国民的認知だと思いますが、
ではなぜ、上手な人とそうでない人の割合は、圧倒的に上手な人に振れないのか?
基本が大事だと分かってる割合と上手い人の割合、全然ちゃうやん。
この事から基本はデタラメじゃないか?
もしくは伝わり方、伝え方が雑なんじゃないか?
まるで質の悪い伝言ゲームのようです。
正しい事言ってても簡単にあきらめるからなのか?
自分の感覚だけで相手の事を考えず伝えてるのか?
理由は色々ありそうですが、すべての可能性を踏まえた上で
基本は失敗者のバイブル
これを僕は常に念頭に置いてます。
自分に合った理論を探すくらいなら、自分で作った方が早い。
というのが正直なところです。
それが良いのか悪いのか、それは結果が決める事。
今週のPERFECT山口、勝ってきます。
グラシアス!