どうも森田です。
前回の続きになります。
僕の中で怪我しないという事は、身体に優しいという事です。
身体に優しいという事は、より負担が少ないという事。
負担が少ないという事は、小さな力で道具を出力出来る事。
小さな力で道具を出力出来るという事は、再現性を高まるという事です。
再現性が高まる事は、パフォーマンスを向上させる事に繋がります。
なので、これら全てをクリアしたフォームが理想だと考えてます。
では何がスポーツを狂わせてるのか?
それは固定観念です。
一見、物理的には正しくても身体的には正しくない事。
そこら辺にいつも同じような落とし穴があるんじゃないかと思います。
例えばですが"まっすぐ"という表現。
物差しのように直線的な動きがまっすぐなのか?(物理的まっすぐ)
しかし、背骨、肩甲骨には直線的要素はありません。(身体的)
背骨は湾曲してるし、肩甲骨は少し内側に入った状態が正常です。
それを身体をまっすぐにして腕もまっすぐ振る。
物理的には正しそうですが、身体には"まっすぐ"ではありません。
しかし筋肉に負荷をかける事でそれは一時的に可能になります。
そしてそれを継続するという事は身体に優しくありません。
だから怪我しやすいし実は再現性も高くない。
でも投げれてしまうのがダーツ。
求めなくてもある程度出来てしまうのがダーツ。
そこが難しいんだろうと感じます。
そこが限界だと錯覚させられます。
加えてレーティングっていう分かりやすい物差しがあるもんだから余計に(^^;笑
いきなり変化させようものならレーティング下がりますから、なかなか変化を容認出来ない。
だから僕は先月ダーツを一旦置きました。
レーティングは気にしてませんが、対戦とかになるとどうしても勝ちたくなるからいっそ投げないでおこう、と。
そうやって意識の中のまっすぐと、身体のまっすぐを整えることも大事だと思いました。
身体のまっすぐを知る事と、思い込みでまっすぐを作ってる事に気づく事。
まっすぐの"イメージ"であって、本当に物差しで測ったようなまっすぐを作る必要はないという事。
でもそれは筋肉によって作る事は出来るという事。
そして、それは身体に優しくないという事。
筋肉にはコンディションがありますが、骨にはコンディションはありません。
今日の骨調子悪いわーなんて聞いた事ないですよね。笑
それらを理解した上で競技として向き合えば、なんとかAAまでは上達出来ました。
また長くなったなぁ(^^;笑
正直どう投げたらええねん?
ってとこを書きたいし見てくれてる方は知りたいと思うんですが、それはすげー文書にしにくいなぁと感じています。
・骨盤の入れ方
・肩甲骨の作り方
・腕の角度
・リリースの形
とか書き出しただけで人それぞれの部分がいっぱいあります。
だから今回書いた内容を当てはめていく事で勝手に上達はすると思ってます。
考え方の軸は「身体に優しい事」です。
ましてやスピードがいらない競技ですから、なおさら優しさを求めると良いと思います。
余計な力がブレを生みますから。
最小公約数的出力で良いかと。
しかし軌道が直線的になればなるほど滞空時間が短いわけなのでブレは少なくなります。
この両者の交わるところが自分の理想の軌道だと思うのでそれを見つける事も楽しみの一つやと思います。
軽く投げてもズバッと投げる人は、それが出力と軌道の交わる点だと理解してください。
怪我しない技術に関してはこのあたりで締めますが、次はまっすぐなのに不自然な腕の使い方について書こうかなと思ってます。
その方が反面教師的で分かりやすいんちゃうかなと書きながら感じました^ ^
そんな感じで質問あればなんでも応えてるつもりです。
実際やってみたけど全然上手くいかねーよボケ!っていう感想もありですしね笑
お気づきだと思いますが、まっすぐ腕を伸ばせとか、目標に向かって手を出すとか、そんな薄っぺらい教え方しかしない人が多過ぎて、それが腹立たしくてあえて書いてる部分もあります笑
掛け算分からんのに何で因数分解やねん!的な?!
身体と道具の関係性を噛み砕いた上で行えば、そんな大きな間違いはないと思ってますので是非参考にしてみてください。
僕は僕を証明するためにPERFECTで勝てるように日々練習していきますので^ ^
ではでは。