"森田かずや"そのうち全英泣かします(´・Д・)」

元プロダーツプレイヤーです。ダーツっぽい事色々書いてます。

守り方2種類

どうも森田です。

 

今回は、特にダーツとかって限定的な話ではないのですが、何かしらのアクシデントなるものを止めたりそれから守ったりするには基本的には2種類しかないなと思ってます。

 

それは

 

・そもそもやらない

・起こらない努力をする

 

の2種類。

 

消極的保護

積極的保護

 

とも言えますでしょうか。

 

僕が勝手に思いつきで作った言葉ですが^^;

 

これどういう事やねん?と言いますと

 

例えば、野球の球数制限。

 

程度は違えど、僕は前者の

 

・そもそもやらない

 

に属してると思います。

 

 

何が言いたいかというと

 

前者は規制と引き換えに成長を犠牲にします。

 

球数制限なんてのはまさにこれですよね。

 

決して数多く投げるわけではないですし、数多く投げる事を目的とはしませんが、数多く投げられるだけの効率的な投球から目を背け、とにかく怪我しないように怪我する前にやめておく規則になります。

 

僕は選手を守るのは、規則ではなくあくまで成長だと思います。

 

指導者側の。

 

とはいえ競技する上で

 

怪我しない事は不可能ですし

成長しない事なんて望んではない

 

怪我から守りたいのは至極当然ですが

その方法論が"そもそもやらない"としてしまうのは教育上、思考停止の極みです。

 

まるで、好きな人にフラれて、もう恋愛なんてしないって言ってそうな西野カナみたいなもんです。笑

 

球数制限で投手を守るというのは、裏を返せばより効率よく力を伝え投げる事を考えなくなる可能性もあるし、そもそも考える必要性が無くなるから正しい成長の方向性に進む事への意識が薄れる事に関連してきます。

 

「怪我から守る」といえば聞こえは良いですが、これはある種の教育者側の怠慢とも言えるのではないかな?と僕は感じるわけです。

 

これ、何かに似てません?

 

考える時間を与えるために、授業数を減らしたゆとり教育もこんな感じだったでしょ?

 

考える事が大事、と言えば聞こえは良いですが、考え方を知らない子供に時間だけ与えて考えろってそもそも無茶な話です^^;

 

社会に出た事ない人間に社会に出る人間を教育させる事の矛盾にそろそろ気付いて欲しいもんですが。

 

これはまた別の話^^;

 

誰が誰になんてどうでも良いから「考え方の考え方」をちゃんと教えてあげないとダメですよね。

 

この球数制限って、これと似た側面があるように見えます。

 

そして、守る方法その1「そもそもやらない」という最も安全安心な方法が、実は1番危険なんだと認識出来てこそ、

 

守る方法その2 「起こらない努力」に結び付くと考えてます。

 

そこに成長があります。

 

怪我を恐れては何も出来ませんが、それは何も捨て身の一撃をかましたれって言う意味合いではないので、プレイヤーも指導者も両面からもっと謙虚にもっと深く思考して欲しいと思います。

 

脳みそは怪我しないでしょ?

 

1の消極的保護は何も生まないけど、積極的保護はそれぞれが真理を追求する姿勢こそが正当化するたった1つの道です。

 

以上、守り方2種類でした。

 

その上での球数制限というのは、選手個人個人の限界値を的確に判断する指導者の眼力になります。

 

指導者革命、起こらないかな?

 

今北海道から全国回ってるあの方はダーツに関してこの眼力、お持ちですけどね。

 

僕のダーツはもう少し時間かかりそうです・・・笑

 

グ!