人それぞれって聞こえはいいけど
どうも森田です。
昨日書いたフォームについての件の補足的なものを。
勝手に自分用に書いてる記事が誰かの役に立ててるみたいで正直嬉しいです。笑
でも人様の為に書いてしまうと偽善っぽくなるので、あくまで自分用のスタンスは崩さず。
勝手に覗いて勝手に上手くなって下さい(^-^)/笑
で、補足の内容が
「人それぞれ」ってよく聞くけど
大概今の自分を変えたくない正当化の言葉にしかなってないんじゃないかなーって感じる件です。
セットアップの位置1つにしても、今まで自分の構えてた位置が一番投げやすいのは当然です。
例えば、もっと"ここら辺"で構えた方が良いよ、と言われたとします。
でもそれは投げにくかった。
人それぞれだしな、と。
その"ここら辺"ってのが、何を根拠に"ここら辺"なのか。
確かに人それぞれだっていうのも正解です。
しかし、それじゃあ浅はか過ぎると思うのです。
人の身体の仕組み上、最も自然なポジションは、確かに存在します。
ただ、そのポジションが体格や身体の柔軟性などで"人それぞれ"なだけで。
だから僕が稀に教えて下さいと言われて教えるのは、ダーツの投げ方ではなくて、むしろ身体の使い方です。
効率よく身体を動かす=小さな力で身体を動かす
という事になりますし、
その方が再現性については高いと思います。
野球とよく比べられるのですが、ここがほぼ真逆と言っていいぐらい違うなーと最初に思いました。
野球はコントロールとスピードが掛け算のようにパフォーマンスに繋がりますが、ダーツは時にスピードが邪魔したりします。
というかスピードなんて無意味です^^;
だから身体の使い方自体がほぼ真逆になります。
でも人の身体は同じです。
人と変わらない部分と、人と変わる部分。
以前ブログでも書いてますが、人の身体のニュートラルポジションは存在しますが、そのポジションは"人それぞれ"です。
だからニュートラルポジションが存在するから、そこで投げましょう。
という事に対して"人それぞれ"だというのは、断じて違う浅はかな自己正当化だと思うのです。
でも極論言えば、ダーツってせいぜい20グラムほどの物体なので、どんな投げ方しても投げれてしまうという事が、ダーツをより難しくしてると思います。
ほんと上手く出来てるなぁと思います。
余談ですけど、ここら辺の動きからイップスの傾向って現れてきます。
だから、イップスって精神的なものではないと思ってるんですけどね。
精神的部分があるとすれば、上手くなればなるほど狙うターゲットがシビアになって来て、身体がより繊細な動きを必要となり、制御不能になる状態の事だと思います。
筋肉それぞれ容量が決まっていて、身体のニュートラルポジションで投げれば、身体の部位それぞれバランスよく容量が分散されます。
しかしそうじゃない場合は、ある部分の容量のみ使う事になりますので、容量オーバーとなり制御不能になる。
そんな感じです。
人間って基軸はブラさずに、ダーツを紡いでいけば、ある程度の形に収束して来ると僕は考えています。
成長は人より遅いですが、ダーツ初めて2年あまり、今のところずっと右肩上がりです(^-^)/