ダーツの基礎トレ
どうも森田です。
練習方法についての記事が結構好評だったようで少し複雑な気分です。
その理由は、練習方法にしてはホントに独学で、今のところ考え抜いた末に行き着いた暫定的なものに過ぎないから。
明日にはもっと良い練習方法が見つかるかも知れないのになぁと思いながら。
なので、僕の記事がプロの誰かの目に留まって
「じゃあ俺も練習方法公開しちゃおっかな」
って方が一人でも出て来てくれる事をこっそり願ってます。笑
さてさて、練習方法の話とは少し視点を変えて、基礎トレってどうよ?って話を少し。
野球で言うところの筋トレとか走り込みとかあんまり誰も好まないそっち系の練習。
基本ダーツボードに向かってダーツを投げるのって、野球で言うところのバッティング練習やピッチング練習みたいなもん。
もちろんそれ以外の練習って、あって然りかなぁと思うんですがこれって意外と盲点じゃありませんか?
とはいえ、筋力はさほど必要としないのでやはりダーツボードに向かわずに行う練習は如何なものかなとも思います。
その中でも僕の中で「投げる」以外の動きで大切なものを書こうかと思います。
それは
"体とイメージを一致させる練習"
です。
ここに関しては正しく投げてるかどうかは関係なくて、ただただイメージ通りの動きを身体が出来てるか?だけの練習です。
例えば
テイクバックしてるつもりでも全然してなかったり
無意識に身体が突っ込んでしまったり
予想より矢速が過剰になってしまったり
イメージより過不足する事って多いと思うんですよ。
でも結果を出すって事に関していえば、イメージと動きのギャップが結果的に功を奏す場合も多々あったり。
でも偶然良くなったものは必然的に悪くなるもんだと思うんです。
なので、僕は偶然をなるべく消したい。
だから出来る限りイメージと身体の動きを近付ける練習を「基礎トレ」と位置づけています。
この練習の大切さは、先にも書いた"過不足"って言葉がとてもしっくり来る気がします。
本来人の"癖"って活かすのが正解なんでしょうけど、悪くなる原因もまたその"癖"が原因だったりすると思うんですね。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
って言葉があるようにやり過ぎは良くないよって話です。
ある程度ダーツが上手な人であまりにもイメージとかけ離れながら投げてる人っていないと思うんですね。
とはいえ完全にイメージ通りの人も少ないのかな?もしくはイメージ通りだからと言ってイメージ通り結果が出るのかって言うのもまた別問題。
でも悪くなる時は大抵イメージ通りじゃない場合が多いです。
なので"ある程度"はイメージ通り投げる必要があると思ってます。
癖を癖だと諦めるのも自由ですが、少しの改善で爆発的に上手くなるなんて珍しくもないと思うんですね。
1センチ身体が前傾したら
矢角はどれだけ下がって
それがボード到達時には何ビットのズレになるよ?
とか考えていくとやはり無視出来ないかと。
逆にそのズレが出た時、結果から自分を逆算出来たりもする。
だからイメージと身体を一致させる練習は有効だと考える理由です。
そしてその練習方法は結構簡単(個人的に)で、
極端にやる事です。
例えば肘が内側に入るなら外側から投げる
肘が下がるなら上げて投げる
身体が突っ込むなら仰け反って投げる
その動きが良いか悪いなんて関係なく、狙いは無意識化の動きを良い意味で壊していく事です。
もしやり過ぎたら?
じゃあまた逆の事をすれば良いだけです。
なぜなら"その間"に正解があるわけですから、
ちょっとずつ寄せていくより
極端にやってから緩めていく方が早いし楽なんじゃないかな?と言うのが僕の考え。
なのでイメージと身体を一致させる練習は基礎トレに分類しちゃってはどうかな?と思うわけです。
特に、
めちゃくちゃ投げ込んでるけどなかなか上手くならないんだよな。。。。
って方は例外なく「クセが強い」です^^;
そして極端にやったらどう?って言っても結果しか見ないからまた元どおりの投げ方に。
なかなか上手くならない人はもしかしたらこの考え方に変えるだけでポーンと上手くなる気がするんですけどね。
言葉の意味そのまんましか受け取れないと、難しいのかな?
なんて思ったりします。
積み重ねって途方もないイメージですが
極端にやって戻ってくるイメージの方が
明確やん?って思いますがいかがですか?
ダーツに限らないかもですが、もし現状に満足してなくて「何か変えたい」って場合は試して見てください^ ^
これが僕の思うダーツの基礎トレです。