どうも森田です。
考える事に繋がるといえば繋がるんですが、アドバイスって大きく分けて二種類あると思ってます。
僕が勝手に定義してるだけなのですが
・方向性
・解決策
この2つに分けられると定義してます。
例えば、
縦ラインを合わせましょう
とか
ブルをもっと練習しましょう
ってアドバイスは前者の方向性。
ダーツのグリップや、腕の使い方、筋肉の仕組みなどは後者に当たると思います。
こうやって考えると、一見後者の解決策の方が丁寧な印象を受けますよね?
でも一概にそうとは言い切れません。
なぜなら、考えを単一化した方が良い場合もあるからです。
特に試合なんかはそうです。
あんまりあれやこれやと考えるとろくな事ないです。
そんな時、この方向性は役に立ちます。
フォローだけしっかり決めましょう
とか
スタンスだけしっかり決めましょう
などなど、なんでも良いですが比較的良い結果に繋がる場合が多いはずです。
しかしこれらは上手くなるアドバイスではないと思ってます。
どちらかというと、100ある力をなるべく100に近づけるアドバイス。
100を120に上げるといった、上手くなるという視点から見たら後者の解決策がどうしても必要になるかと思います。
ところが
結果が出るとあたかも方向性のアドバイスが上手くなるアドバイスだと思ってしまう人が多い。
待て待てって話です。
そのアドバイザーが有名なトッププロならなおさらです。
例えばフィルテーラーに、
ユー、タテライン、イシキ、オーケー?
とか言われて、しっかり180決めたりしたら、あたかもそのアドバイスで上手くなった気になりますよね笑
よく聞きますもん。
誰々プロにこう言われて良くなったって。
それが例え方向性のアドバイスだとしても、自分をさらに上に導いてくれるアドバイスだと勘違いしてしまう。
そのうちなんか違うなぁってなるのは目に見えてますし、挙句には「あの人の言う事は良かったのかな?」なんて疑心暗鬼にでもなられたら名誉毀損もんです。
その逆も然りです。
グリップを浅くしてもう少し抜いて投げる方がいいって言われてアウトボードしたりしたら「自分には合ってない」とか都合の良い言葉を見つけに行ってしまう。
結論、どっちも正解なんです。
結局アドバイスを受けた上で考える事が必要なんです。
その考えるべき1つの指標に
・方向性
・解決策
のどっちなんだ?
という入り口からアドバイスを受け止めていくと、案外考え方や捉え方って変わってくると思います。
僕の例で言えば
守田さんに失投しても入る投げ方を見つけないと勝てないよと昨年言われました。
これは方向性のアドバイスです。
そして僕は失投しても入る投げ方ってどんなんやろ?と考えるわけです。
決して、よし失投しない投げ方してやるぜ!と言って闇雲に練習しません。笑
そんな感じです。
これをリテラシーって呼んでますが、伝われば嬉しいです。
アドバイスもケースバイケースって事です。
ハウスの待ち時間、暇なんで書きました。笑