どうも森田です。
SNSでいくつか「プロトーナメント」の価値を上げる事や今後の方向性について書かれてたので、僕なりに書いてみようかと思います。
というより、僕自身先日の放送インタビューでもありました通り「プロ野球関西独立リーグ」の球団GMをやってる事もあり、そちらともダブらせようと思います。
まず、価値を上げる事に関して運営やゲームスタイルばかりが取り上げられてましたが、個人的には選手のレベルアップが必須だと考えてます。
高校野球を例に挙げてみましょう。
今のダーツプロのスタイルって「知り合いを見に行く」が8割以上だと思います。
高校野球でいうと母校を見に行く感覚に近いと思います。
失礼ですが、万年一回戦で負けるような高校でも知り合いは見にきます。
一方で甲子園でなくても
のようなカードは満員御礼の近隣地域は大渋滞になったりします。
目指すべき興行は?
間違い無く後者。
前者と後者の違い・・・能力じゃないですか?
これは関西独立リーグも同じです。
観客動員数を上げるには選手のレベル向上が必須。
毎年NPB(プロ野球12球団)にドラフト会議で名前が挙がる四国アイランドリーグは独立リーグの中でも成功したと言えます。
そちらの事情はそれくらいにして、関西独立リーグも毎年NPBに進む選手が出て来れば興行としても成り立ち、現役選手の受け皿としての役目もより果たせます。
その為には「関西独立リーグのレベルアップ」が必須です。
リーグのレベルが上がればスカウトもより足を運んでくれる。
スカウトとの関係性が強くなれば、選手もより集まる。
現状は関西に住んでいても四国を目指す選手もいます。
それくらい四国と関西では差がある事は否めません。
僕は将来的には自身の住んでる地域、住んでた地域でNPBを目指せるような受け皿を作りたいと考えてます。
それは「独立リーグが関西にあったらなぁ・・・」と現役時代に感じた記憶があったから^^;
あったらどうなってたかな?みたいな事をふと考えたりもしますから、別の形で当時の想いを形にしたいと考えたりもします。
そんなわけで、トーナメントの価値を上げるには選手のレベルアップが必須です。
ニワトリが先か卵が先か、みたいな話にもなりますけど。
なので、ダーツプロとしてダーツ界にとって今僕がやるべき事は「選手のレベルアップ」です。
仮に今の僕がダーツ界隈全体の事を声高らかに物申しても、ただの雑音でしかありません。
少なからず同調して頂ける方はいてるかとは思いますが、結局は少数野党のノイジーマイノリティにしかなりません。
そんな非効率な事に貴重な時間を割くならば、静かに(静かかどうか分からんけど)刀を研ぎ澄まし技を磨き、密かに同士を集める事に他ならないと思ってます。
だからSNSの炎上とかそんなものは文字通り対岸の火事です。笑
個を高め、実績を積み、僕の声が届くようになった時、おそらくトーナメントの価値は高まってるはずです。
だから僕は個を高めます。
選手としてのやるべき事は以上です。
個を高めるのみ。
グ!