"森田かずや"そのうち全英泣かします(´・Д・)」

元プロダーツプレイヤーです。ダーツっぽい事色々書いてます。

フォームについて理解しといたほうが良いところ

どうも森田です。

初心者の頃の練習方法では書きませんでしたが、フォームについて勘違いしてる人が結構多いんちゃうかなーと最近感じる事があったので。

例えば、

真っ直ぐ腕を出す
フォロースルーを同じ形にする
身体を動かさない

などです。


結果的にそうなる場合と、それを目指してそうする。

とでは、圧倒的にパフォーマンスは異なると感じます。

余談ですが、これは何事にも通ずる僕の基軸になってる考えでもあります。

普通こうだよ。
という内容に対して「なぜ?」の思考。

「あーなるほど、だからそうなんだ」とプロセスから理解した"普通"と、根拠も分からず人から言われた"普通"とでは、同じに見えて全く異形のものになるって事です。

はい、余談でした。


まず例として、腕を真っ直ぐ動かす事をイメージして真っ直ぐ出す事と、実際腕が真っ直ぐ出る事は別物です。

なぜなら、身体の構造、仕組み上それは不可能に近いからです。

でもイメージは"真っ直ぐ"です。

本人は真っ直ぐ腕を出して、真っ直ぐ腕を出せたからターゲットに向かって飛んでいってると感じている。

そしてそれを人に伝える・・・さも当然のように。

すると、伝えられた人は腕を"真っ直ぐ"出そうとする。

さらに、ターゲットに上手く向かわないのは"真っ直ぐ"出てないからだと錯覚する。

それもそのはず、身体の構造上、無理な真っ直ぐを可能にしようと練習しているわけで。

もちろん身体に無理な動きが伴うわけなので、パフォーマンスは上がらない。

すると大抵の場合、それをセンスとか才能、もしくは教わったものが"合わなかった"と判断して、次の教えを乞いにいく→冒頭に戻る


こんなループになってしまう人がとても多いと感じます。


だ・か・ら


僕は最初の半年は独りでグローバルマッチをやりまくりました。


このループも予想の範疇でしたし、教えてる人と教えられてる人を遠目に見て"ほぼ確信"したからです。

身体の構造とかあんま理解してないんやろうなぁ、と。

それやったら自分の頭の中の知識を紡いで作ったほうが早そうやし、楽しそう^ ^


そう感じて独り練習に励みました。


ダーツが楽しい!というより、自分の知識の紡いだ先に興味があったという感覚です。


常に頭の中は

「あかんかったら辞めたらええやん。」

ですが、

「これで辞めるん情けないな。」

と、自分で勝手に火を付けて、勝手に油を注いで、気付いたら8ヶ月ほどでAAになってて、今年に入ってやっとスタートラインに立てた感じです。


イメージと実際の動き、そして人の伝え方も、言葉そのまま体現しようとするところに落とし穴があるという話でした。

逆に言うと、そこらへんを理解した上で練習したら、誰でも上手くなれますよ、とも。

理解せずとも上手くなるセンス抜群の方もいらっしゃいますが、悲しいかな僕はそうじゃないし、ある程度理解して当たる壁に比べて、センスで登って不意に壁にぶち当たった時の衝撃が思いの外半端なくて、パタッと辞めちゃう人を何人も見てきたので、頑張りましょう!

僕もそれ以上頑張りますので笑

そんな感じです。

グラッチェ