お久しぶりです。
もうお忘れかも分かりませんが、以前ダーツプロとして活動していた森田です。
2020年に引退して割と時間も経ち、僕自身の環境も割と大きく変わりましたが相変わらず元気にやっております。
さて2020年にコロナの終息を待たずに引退したわけなのですが、各方面の多くの皆様のおかげで今では無事?!プロツアーも再開されています。
そこに至るまでの苦難は相当なもので、ここ2年ほど再開の目処が立てば感染拡大、プロツアーの日程すらリスケリスケの日々でした。
日常の当たり前の大切さを再認識致しました。
運営側の苦悩は他所に、こと選手側としては、やるのか?やらないのか?どっちなんだい?という状況。
しかし運営側は「コロナ収まって来たから来週あたりに会場借りよかー」みたいな居酒屋の個室予約のノリで会場を用意出来るわけありません。
さらにはプロツアーを開催して収益を得て、運営団体は成り立っていたわけなので経営も非常に厳しかった事でしょう。
詳しくは存じ上げませんが、大きな決断や苦悩があったに違いありません。
そんな事は多少の想像力を持ち合わせていればわかる事かと思います。
なので、以前に比べて運営側も人手が足りなかったり、迅速な対応に追われたり、昨日の決定が明日覆る事なんてのもあったかも知れない。
そんな事を考えるとどんな状況であれ、プロツアーが再開されてる今この状況自体がとても尊い事。
にも関わらず、プロ団体に対して少しの不手際をぴーちくぱーちくわざわざSNSを使って文句垂れる人をチラホラ見かけます。
そりゃ不手際に関しては運営側の落ち度かもしれませんよ?
しかしその不手際の発端はこの社会情勢やないですか。
選手側は今までなんの不自由もなく運営団体のおかげでプロ活動を続けて来れたわけで。
それがやむなくコロナという社会情勢が原因で岐路に立たされ、それでもなお存続へ努力し今日に至るこの状況で誰がそこまで責められるんや?と思いませんか?
今まで運営団体のおかげでプロとして活動出来たし、中にはそれで飯食ってた人もいる。
贔屓目にみて肩を持てとまでは言いませんが、選手と運営団体がある程度一枚岩になって少しでも良い方向に団体を軌道修正していかなあかん時に、いきなり揚げ足取りしてお世話になった運営団体に対して手のひら返すんはめちゃダサない?
と僕は思うわけです。
ここに正解も不正解も無いですが、ただ僕はダサいなと思います。
もう僕はプロではありませんが、変わらずお世話になった運営団体は応援してますし、プロ活動を通じて楽しい思いもさせて頂いたわけなのでもちろん心残りはありますが、感謝以外の感情はありません。
いくつになっても夢が見れるダーツプロ。
いくつになっても挑戦出来るダーツプロ。
クソみたいな人もたまにいますが、それでも僕は素晴らしいと思ってます。
その活動を下支えしてくれてる運営団体に批判などあろうはずがありません。
今、手のひら返すんダサいで?
思った事はそれだけです。
いくつになっても夢を語れるダーツプロ。
増えたらええなと思ってます。
では!